Unity

XR Interaction ToolkitでOpenXRを利用したプロジェクトを整える

World Administrator
2023年12月6日
4 分で読めます
Programming
完成したエディター画面

プロジェクトを作成する

プロジェクトの作成

Unityのバージョンは2022.3.14.f1 LTSを選択した。

プロジェクトは3D Coreを選択した。

初回セットアップ

プロジェクトの生成を待つ。

初期状態の画面構成

プロジェクトができあがると上のような画面が出てくる。

XR Interaction Toolkitの導入

WindowからPackage Managerを選択

Windowを選択したところ

Package Managerが開き、以下のような画面が出てくる。

小さくて見にくかったら全画面にすればよい。

Package Manager
Package Managerを全画面にした場合の見え方

左上の+アイコンをクリックし、出てきた選択肢からAdd package by name...を選択する。

Add package by name...

全画面にした場合は以下のようになる。

全画面にした際の追加方法

選択をすると以下のようにパッケージの名前を入力する場所が出現する。

上の方だけでよい。
com.unity.xr.interaction.toolkit

と入力する。

Addを押す。

パッケージの追加が始まるので、しばらく待つ。

パッケージの追加中。

しばらく待っていると、以下のようなWarningが出てくる。

Warningくん。

Yesを押して続行すればよい。

Warningの説明にもあるが、Yesを選択した場合、うまくいった後は再起動が入るので、気長に待つ。

Package Managerを全画面にしていた場合、Warningの上にPackage Managerが化なさってしまい操作不能になることがある。

そうなってしまったらいったんUnityをTask Managerから強制的にキルし、改めてプロジェクトを開くとWarningを選択できるようになる。

うまくいったら、Package Managerを開くと以下のようにXR Interaction Toolkitが追加されていることがわかる。

左側のペインにXR Interaction Toolkitが追加されたのがわかる。

右側のペインからSamplesを選択すると以下のような画面になる。

Samplesを開く

とりあえず、Starter AssetsをImportする。

Import中の画面

Importが終わったら以下のような画面になる。

Importが完了した画面

これでPackageの導入は終わったので、Package Managerは閉じる。

このとき、エディターの画面は以下のようになっているはずだ。

XR Interactive Toolkit導入後のエディター画面

ProjectタブからStartar Assetsをクリックし、Deme Sceneを探す。

Demo SceneをHierarchyに追加する。

追加すると以下のような画面になる。

Demo SceneをHierarchyに追加した

これでOpenXRのデモシーンは用意できた。

しかしこのままではUnityとVR機器をつなげることができていない。

そのため次の章ではVRなどの共通規格OpenXRを用いて接続するためのセットアップをする。

OpenXRのセットアップ

Editを選択し、Project Settings…をクリックする。

Project Settings…を選択

以下のようにProject Settings…タブが開く。

私は見やすいように全画面にしている。

Project Settingsを開いた様子

画面左側のペインからXR Plugin Managementを選択する。

XR Plugin Managementを開いた画面

画面右側のペインに表示されているInstall XR Plugin Managementをクリックする。

インストールが始まる。

しばらく待っているとインストールが終わる。

インストール中……

以下のような画面になればインストールが正常に終わっている。

XR Plugin Managementの導入完了

まず、XRで利用する規格を選択する。

XR Plug-in Managementタブを選択する。

Plug-in Providers以下に選択肢が表示される。

ここではOpen XRを選択する。

XR Plug-in Managementタブを選択した画面

Open XRのチェックボックスを有効化すると、Plug-inのインストールが始まる。

しばらく待とう。

Open XR Plug-inをインストール中。

インストールが終わっても、そのままではエラーが出ていて利用できないので、問題を解決する。

XR Plug-in Managementタブ配下のProject Validationを選択する。

Project Validationに移動した様子。

Issues of Checksと表示されていると思う。

右側に表示されているFix Allをクリックすると、自動的に対処可能な問題を解決してくれる。

しばらく待てば終わる。

Fix Allを押す

これでOpen XRの導入は終わりなので、後はUnityで好きにVRアプリを作成すればいい。