💡
引用はニコンオンラインマニュアルからです。
どのAFモードを使うかは撮影スタイルに大きく左右されます。
私はポートレート撮影がメインなので、顔認識及び瞳認識が使えるAFモードが便利です。
Z5ではオートエリアAFでしか顔認識及び瞳認識が使えないので、オートエリアAFを使っています。
オートエリアAFのデメリットは、AFポイントを選択しにくいことです。デフォルトではOKボタンを一度押しすことでAFトラッキングを有効にし、レリーズ半押しでAFを作動させることでターゲット追尾AFへ移行します。また、AF-Sの場合、ターゲット追尾中のフォーカスは行われませんし、トラッキングの対象をカメラが見失った場合でも、トラッキングをやめるにはもう一度OKボタンを押さなければなりません。
追尾させたい被写体にフォーカスポイントを合わせ、Jボタンを押すかAF-ONボタンを押すと被写体の追尾を開始し、被写体の動きに合わせてフォーカスポイントが移動します。もう一度Jボタンを押すと追尾を終了し、フォーカスポイントが画面中央に戻ります。ただし、静止画モードでフォーカスモードをAF-Cに設定しているときに、シャッターボタンを半押し、またはAF-ONボタンを押して追尾を開始した場合は、ボタンを押している間のみ追尾を行い、ボタンから指を放すと追尾を終了してフォーカスポイントが追尾を開始する前の位置に戻ります。
これらの欠点を補うために、以下のように設定を変更します。
AFトラッキングの起動: Fnボタンへの割り当て
AFの常時起動及びトラッキングの取り消しをレリーズと連動: AF-Cを利用
AFの常時起動及びトラッキングの取り消しをレリーズと連動: AF-Cを利用
AF-Cを利用する場合、カメラは絶え間なく測距を行いますので、合焦した瞬間にシャッターを切るのが難しくなります。
そのため、合焦判断をカメラに任せることにします。
AF-Sモード時の優先:フォーカス
フォーカス:ピントが合うまで、シャッターボタンを全押ししてもシャッターをきることができません。
いくらポートレート優先とはいえ、風景などの止まった物体を撮影する場合、AF動作を止めたくなる時があります。
そのため、AFボタンにAF-Lを割り当てています。
AF-ON: AF-L
AF-L: ボタンを押している間、フォーカスロックを行います。